アメリカでは2月1日から始まる「心臓月間」。それに合わせて我らがAppleさんは、心臓月間アクティビティチャレンジ(Heart Month Activity Challenge)を実施すると発表した。
Apple Watchユーザーは14日に30分の運動を実施して、エクササイズリングを閉じればハート風のバッジがもらえる。バレンタインデーと絡めるところがなんともいい感じだ。チョコがもらえなかったとしても運動さえすれば、Appleからバレンタインデーのプレゼントがもらえる粋なイベントである。
あまり聞き馴染みのない「心臓月間」。実はアメリカのキャンペーンのことだ。アメリカでの主な死因の1つに心臓疾患が挙げられるのだが、特に2月にリスクが高まることから、心臓疾患を減らすためのキャンペーンとして始まった活動だ。
ここ数年、Appleも2月に心臓月間チャレンジを実施している。バッジ獲得条件は年々緩くなっていることをご存知だろうか?当初は「2月8日〜14日の7日間で連続して30分の運動」が獲得条件で、去年は「2月14日だけ60分の運動」が条件だった。今年は1日だけ30分の運動で獲得できる。そう、過去一番緩い条件でバッジをゲットできる。獲得したいコレクターには狙い目だ。
同じ公式リリースで、Apple Watchユーザーのアクティビティを追跡して、健康調査結果「Apple Heart and Movement Study」から得られた予備的な調査結果をいくつか公開している。
新型コロナ禍中に記録された約1800万件以上のワークアウトを分析した結果、ウォーキングやサイクリング、ランニングが重視されていることが分かったそうだ。個人的に意外だったのが若者世代よりも65歳以上の高齢者が1週間で掲げている運動目標が高いこと。なんと150分もの運動目標を掲げていて、しかも達成しているというから驚きである。ちなみにApple Watchで見たところ、私の今週の運動時間記録は9分だった。頑張らねば…。
性別や年齢に関係なく、心肺機能レベルが平均以上の参加者は週に200分以上運動をしているらしい。特に心肺機能が高い人は300分を超える運動を行なっているそうだ。1週間で9分という自分の不甲斐なさを反省し、健康を維持するために忙しさを言い訳にせず運動する時間を確保していこうと思う。