早くも次期iPhoneの予想が話題になっている。iPhone14の話だ。iPhone14のカメラがまた進化するらしい。なんでも4800万画素のセンサーが搭載されるそうだ。iPhone14では低照度写真では1200万画素のカメラを使用し、明るい被写体に対しては4800万画素の望遠カメラを使用する仕組みになる可能性があるらしい。そして台湾のカメラ部品サプライヤー「Largan Precision」の財務が改善されるようだ。
皆さんはお気づきだろうか?ここまで私は断定の言葉を使用せず、「らしい」「ようだ」「そうだ」といった曖昧な表現を使用していることに。私が断定していないのは、この情報はあくまで予測であり、リークでもなければ、もちろん確定情報でもないからである。私は予測やリークはあくまで参考程度にみることをおすすめする。
今回、iPhone14の予想を公開したのは、TF International Securitiesのアナリスト、ミン=チー・クオ氏である。さらにこのクオ氏、iPhone14に留まらず、iPhone15についても予測しているのだから驚きだ。
クオ氏によると、おそらく2023年に展開されるiPhone15では、ペリスコープカメラや折りたたみ式のレンズ配置が採用になる可能性があるそうだ。ペリスコープカメラは、すでに屈曲光学式望遠レンズのGalaxy S20 Ultraや可変式望遠レンズのXperia 1 IIIなどで採用されている。そもそもペリスコープは聞きなれない人も多いと思う。
潜水艦から海上を確認するときに使用する潜望鏡。実はペリスコープと呼ばれている。ペリスコープレンズは、潜望鏡のように光を90度屈折させることで、レンズとセンサーを直角に配置できるようにする。これでスマートフォンのような薄いデバイスでも、高倍率光学ズームが可能になるわけだ。
いろいろと書いたが、私は今から一番伝えたいことを書く。
「iPhoneの進化、またカメラかよ!!」これが私の本音だ。いつからだろう、iPhoneの発表にワクワクしなくなったのは…。元々、私はアンチiPhoneだった。ゴリゴリのAndroid派だったのだが、そんな私でもAppleの新作発表をいつも心待ちにしていた。深夜2時まで眠たい目をこすりながらリアルタイムでイベントを見ていたこともある。
ところが最近はどうだろうか?ほとんどカメラ性能の発表だ。iPhoneはいつからカメラになってしまったのだろうか。確かにカメラ性能が上がることは嬉しい。ものすごく嬉しい。カメラが良ければ売れるだろう。だからそこを大々的に発表するのもわかる。でも、かつて私の心を震わせたあのイノベーションを、未来を感じてワクワクできる製品やテクノロジーを発表してほしい。心からそう願っている…。
少し感情的になってしまったが、なんだかんだ言って、おそらくiPhone14が発売されたら私は購入するのだろう。なぜならiPhoneが、いやApple製品が大好きだから。来年の9月が今から心待ちである。
それでは、また。